小学生からのよくある質問AQ&A
わからない漢字(かんじ)は、先生に聞いたり、自分でしらべてください。
Q15ブドウづくりで一番大切な仕事は何ですか?
A15よく観察することだと思います。
Q16どうして、ビニールをかけるのですか?
A16雨にあたらないと病気になりにくく、農薬散布(のうやくさんぷ)をあまりしないですみます。
Q17日本で一番大きなブドウは何ですか?
A17粒(つぶ)の大きいのは、ピオーネ、伊豆錦(いずにしき)藤稔(ふじみのり)などです。
房(ふさ)の大きいのは、甲州三尺、房が世界一大きいのは、ネヘレスコールです。
Q18どうして、ニッキの消毒をするのですか?
A18ニッキは、漢方薬(かんぽうやく)の桂皮(けいひ)で、カビをふせいだり殺したりする力あるので、農薬の代わりに使うことがあります。
Q19なぜ、ブドウ園に麦を植えたりするのですか?
A19余分な肥料を麦が吸い取り、ブドウが育ちやすい土にしてくれるからです。
Q20なぜブドウの房を三角(円筒形、えんとうけい)にするのですか?
A20見た目の美しさと箱などに詰めやすくするためです。外国では、房の形も違うことがあります。
Q21ブドウの種はどうしてできるのですか?
A21他の植物と同じように子孫を残すためです。ただ、種を蒔くと違う品種になります。
Q22葉っぱが病気になりやすいのはなぜですか?
A22葉の裏に、気孔という穴があり、そこから病気の菌が雨などと一緒に入るからです。
この病気をべと病といいます。
Q23日本で最初にブドウを栽培したのは誰ですか?
A23はっきりわかりませんが、1186年に勝沼町の雨宮 勘解由(あめみや かげゆ)という人が甲州種をみつけたとか、718年、僧、行基(ぎょうき)が甲斐の国を 訪れたとき、勝沼の大善寺で薬園をつくって民衆を救い、法薬の葡萄の作り方を村人に教えたのが始まりという説があります。Q13も参考にしてください。
Q24種があるのと種がないのはどうしてですか?
A24もともと種がない品種もありますが、ふつうは、ジベレリンという植物成長ホルモンを利用して種なしブドウを作ります。Q4とQ5も参考にしてください。
Q25山梨県で一番つくるのが多い種類は何ですか?
A25一番が巨峰、2番がデラウエアです。