1999年度産ベリーA栽培履歴

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公的機関の指導要綱との比較結果

農薬散布回数8回を5回で、37.5%減 延べ使用農薬数12を9で25%減
10アール当たり総散布量2700Lを750Lで約72%減 使用濃度低め

栽培管理を情報公開することが、信頼の絆であり栽培基準であると考えています。


概要

甲府の南東にある砂地の早場地帯です。この10年間、除草剤を使わず有機質肥料を中心に極めて少ない肥料設計(平均すると通常の3分の一以下)で、草生栽培をしています。また、農薬の使用回数、散布量とも少ない状態が続いています。今年約20アールを伐採し、100本の苗木を植えつけました。

元肥1998年11月

カキ殻12袋、SB−T堆肥18袋、ケイフン10袋を全園に撒きトラクターで浅く耕起し、SB−T液(ミネラル酸性水)を4Lを1000Lにしてブドウの樹にたっぷりと散水しました。

追肥1999年

4月1日 苗木の植えつけ SB-T堆肥(15Kg) 30袋
4月8日 (芽吹き前)撒布 尿素 15Kg
5月29日 苗木のみ撒布 フミン酸化成 30Kg
6月9日 撒布 ネオキーゼライト(天然マグネシウム) 10Kg

農薬の使用状況(実質10アール)

4月4日 石灰硫黄合剤22倍 ベンレート(殺菌剤)400倍 ミネラル塩1000倍 150L
5月15日 リドミル(殺菌剤)1000倍 木酢1000倍 ミネラル塩1000倍 100L
5月23日 リドミル(殺菌剤)1000倍 スプラサイド(殺虫剤)2000倍 ミネラル塩1000倍 200L
6月4日 ゲッター、トリフミン(殺菌剤)3000倍 メリットM1000倍 ミネラル塩1000倍 100L
6月8日 ICボルドー殺菌剤50倍 ニッソラン(殺ダニ剤)2500倍 ミネラル塩1000倍 200L
7月5日 苗木のみ散布ICボルドー40倍 アディオン(殺虫剤)2000倍   200L