 |
 |
マニュキアフィンガー |
ピオーネ |
 |
|
ロザリオ・ビアンコ |
境川農場
２００２年度産栽培履歴
|
|
マニュキアフィンガー |
ピオーネ |
|
|
ロザリオ・ビアンコ |
概要
ここ境川農場（３０アール）は、’９２年に棚田を造成しブドウと土を同時に育ててきました。たい肥、カキ殻などの有機質肥料と除草剤を使わずにライムギ、雑草を刈り取り土に返す草生栽培、マイクロスプリンクラーによるかん水、独自開発した簡易雨除けハウス栽培に適した新しい仕立て方（新短梢剪定、改良ケイン型）などを取り入れ、新しいブドウ栽培理論を実証している農場です。これまでにブドウの樹も土も順調に育ち、着実に成果が上がっています。
公的機関の指導要綱（ピオーネ）との比較結果
| 総散布量 | 化学農薬散布量 | 散布回数 | 延べ使用農薬数 | |
| 1999年度ピオーネ他 | 76%減 | 90.2%減 | 6回で50%減 | 53%減 |
| 2000年度ピオーネ他 | 86%減 | 93.8%減 | 6回で50%減 | 52%減 |
| 2001年度ピオーネ他 | 87%減 | 87%減 | 6回で50%減 | 48%減 |
元肥２００１年１１月
| １１月１日 | カルシウム補給 | サンライム（カキ殻） | ２０Ｋｇ×１０袋 |
| １１月７日 | 腐植酸苦土 | アヅミン | ２０Ｋｇ×８袋 |
| １１月７日 | 有機リン酸 | グアノリン酸 | ２０Ｋｇ×１０袋 |
| １１月１１日 | 地力増進 | 稲わら堆肥 | １５Ｋｇ×１４０袋 |
| １２月１日 | リン酸ぼかし | Ｐランド | ２８Ｌ×２５袋 |
全園に撒布し、約２ｍ間隔にトレンチャーで、幅３０ｃｍ、深さ４０ｃｍに溝を切り深耕し、１２月１３日にトラクタ−で耕起した。
追肥などの状況
| １月２２日 | ロザリオなど 散布 |
萌芽促進 | シアナミド１５倍 | 展着剤 サントクテン８０ ３０００倍 |
１０Ｌ | ||
| ４月１１日 | 全園撒布 | マンガン 微量要素補給 |
パワーグリーン | ２０Ｋｇ | １８袋 | ||
| ５月９日 | 全園散布 | マンガン 微量要素補給 |
硫酸マンガン ２００倍 |
アミノエール ２０００倍 （アミノ酸） |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ １００００倍 |
４００L |
| ５月２２日 | 全園散布 | 健全生育 | ミネラル塩 ２０００倍 |
アミノエール ２０００倍 （アミノ酸） |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ １００００倍 |
５００Ｌ |
| ６月１６日 | 全園散布 | マンガン 微量要素補給 |
硫酸マンガン ２５０倍 |
アミノエール ２０００倍 （アミノ酸） |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ １００００倍 |
５００Ｌ |
農薬などの使用状況(３０アール）new
| ４月２４日 | 全園 | 散布 | 殺虫剤 スミチオン １０００倍 |
アミノエール ２０００倍 （アミノ酸） |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ ５０００倍 |
２５０L |
| ５月３０日 から ６月２日 |
ピオーネなど 種無し化 |
浸漬処理 |
ジベレリン ２５ＰＰＭ |
フルメット ３ＰＰＭ |
殺虫剤 アーデント １０００倍 |
展着剤 トルキャップ ５００倍 |
６Ｌ |
| ６月４日 ６月８日 |
ロザリオ一部 種無し化 |
浸漬処理 | ジベレリン ２５ＰＰＭ |
アグレプト １０００倍 |
殺虫剤 アーデント １０００倍 |
展着剤 トルキャップ ５００倍 |
１Ｌ |
| ６月６日 | ロザリオなど | 散布 | 殺菌剤 リドミルＭＺ １０００倍 |
殺菌剤 ゲッター １５００倍 |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ １００００倍 |
３００Ｌ |
| ６月６日 | ピオーネなど | 散布 | 殺菌剤 アリエッティ １０００倍 |
殺虫剤 モスピラン ３０００倍 |
ニームオイル １０００倍 |
展着剤 サントクテン８０ １００００倍 |
２００Ｌ |
| ６月１４日 | 種無し ロザリオ |
散布 | ジベレリン ２５ＰＰＭ |
フルメット ３ＰＰＭ |
２Ｌ | ||
| ６月１５日 | ピオーネなど 果粒肥大 |
散布 | ジベレリン ２５ＰＰＭ |
２５Ｌ | |||
| ６月１６日 | ピオーネなど | 散布 | 殺菌剤 トリフミン ２５００倍 |
３００Ｌ | |||
| ６月１６日 | ロザリオなど | 散布 | 殺菌剤 トリフミン ２５００倍 |
殺虫剤 モスピラン ２０００倍 |
２００Ｌ |