品種について

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品種

当園でこれまで栽培した品種は、デラウエア、ブライトン、ネオマスカット、マスカットベリーA、甲州、巨峰、紅富士、ピオーネ、クロシオ、高墨、紫玉、高妻、オリンピア、紅瑞峰、レッドクイーン、あけぼの、紅伊豆、ハニーレッド、伊豆錦、藤稔、キタサキレッド、シナノスマイル、ゴルビー、スチューベン、タノレッド、ニューナイアガラ、ヒロハンブルグ、植原148、CG88435、セイベル9110、甲斐路、ガーネット、赤嶺、シャインレッド、ロザキ、バラディー、ピッテロビアンコ、ダマスチューネルシュワルツ、イタリア、ルビーオクヤマ、ルビー大久保、紅高、ユニコーン、パレット、リザマート、レイトリザマート、ネオマート、ブラックスワン、ロザリオビアンコ、ロザリオロッソ、紅鳩、マニキュアフィンガー、モルゲンシェーン、アルフォンスラバレー、ベイジャーガン、紅三尺、ネヘレスコール、多摩ゆたか、イチキマール、キングデラ、ニューナイ、サニールージュ、ハニービーナス、翠峰、アレキサンドリア、バラード、紅バラード、瀬戸ジャイアンツ、ピアレス、しまねスイートなど60品種以上です。(現在試作中も含む。)その中には同じような特性の品種もあり、常に淘汰を繰り返しております


原種

ブドウの品種は、数千種以上あると云われておりますが、原種としてはヴィテス・ヴィニフェラ種(ヨーロッパ種)とヴィテス・ラブラスカ種(アメリカ種)との2種類となります。ヴィニフェラ種の特徴は、果皮が薄く果肉が固く糖度も高いが、雨の少ない地域で育ったために日本での栽培は、病虫害に弱く営利栽培に適さないと云われております。
高級ワイン専用品種(カベルネ・ソーヴィニヨンシャルドネなど)は、すべてこのヴィニフェラ種に属します。ラブラスラカ種は、アメリカ東海岸の比較的雨の多い地域で育ったため日本での栽培は、比較的容易であるがワイン品種として適さないフォクス・フレイバー(キツネの匂い)があり、果皮が厚く果肉は柔らかく糖度も高くなりません。

日本の品種改良は、品質が高く病虫害に弱いヴィニフェラ種と病虫害に強いが品質の劣るラブラスカ種との交配によって多くの品種が生まれてきました。また染色体の数により2倍体品種の変異である4倍体品種の品種改良に大きな成果が上げられています。巨峰の仲間がその代表です。

ピオーネ 巨峰 石原早生(キャンベルの4倍体品種 ラブラスカ)
センテニアル(ロザキの4倍体品種  ヴィニフェラ)
カノンホールマスカット(マスカットオブアレキサンドリアの4倍体 ヴィニフェラ)