葡萄通信 01/05/13

甲府上阿原第一農場では、デラウエアの1回目のジベレリン処理をしました。ジベレリンは、植物成長ホルモンで、細胞分裂を促し、成長を促進させます。1回目は、種無し化、2回目は、粒を大きくするために処理します。

デラウエアの品質は、1回目のジベ処理で80%が決まります。
これまでの生育、処理日前後の天気(湿度条件)など細心の注意が必要です。今年は、乾燥状態が続いているので、植物成長ホルモンのサイトカイニン(フルメット)を併用しました。

前日に、たっぷりとかん水し、夕方、散水をしました。明日の朝、早く起きて湿度の状態を確認します。

作業は,叔母夫婦と5名で午前中までに終えました。

 


葡萄通信 01/04/29

境川農場のビニールの被覆作業は、義妹夫婦にもお手伝い頂き、5名で行ないました。子供たちは、農場周辺でで遊びながら、一日を過ごしました。

前日は、父と私と妻の3人での作業でしたが、午後から風の影響で予定通りに行きませんでした。今日は、曇り空の中、風もなく順調に作業が進み、雨の降り出す頃には終了しました。

今年は、甲府農場の各品種の生育と境川農場の生育の差があまりありません。境川農場の被覆を1週間ほど遅らせたのは、ビニールを張ることで気温が上昇し生育が早まるので、今後の生育を調整するためです。

 


葡萄通信 01/04/07

甲府上阿原第一農場では、苗木の植付けをしました。

3年前からベリーAに改植してきましたが、詰合せ品種が不足しているので、ロザリオ・ビアンコ、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ルビー(大久保)、ロザリオ・ロッソなどを導入し、境川農場と同様に池川式雨除け栽培に切換えます。面積は、約10アールで、雨除け施設は、3年後に設置する予定です。

苗木は、40cmに切り詰め、半径50cm、深さ20pの半円に植付けます。肥料も水もやらないので、一般的な方法に比べかなりの手抜きになっています。苗木が自分の力で根を伸ばすほうが結果的に良い樹になるのでこういう方法で植え付けています。一週間以内に十分な降雨がない場合は、水をやる予定です。

 


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