葡萄通信 06/05/10

デラウエアの肩房取りの様子です。ブドウは、花芽分化(花がたくさん枝につく。)の良い植物なので、
60%ほどの房を摘み取ります。デラウエアの場合、一枝に4から5房あります。
大きな房と小さな房の二つで、出来ています。
小さな房を摘み取る作業を、房の整形といいます。
こうして、花を制限する事で、良い実をたくさんつけるわけです。

 

葡萄通信 06/04/22

冬の間にやらなければならない仕事を、ほぼ終えて、萌芽が始まりました。
12月の降雨量が少なく、寒さを乗り越えられるか心配でしたが、
2月以降、順調に降雨があり、萌芽も特に問題なく、
これまでかん水を一度もしなくて済んでいます。

写真は、甲府上阿原第一農場の欧州系品種の雨除け施設の
ビニール被覆の様子です。
今年は、新しいビニールに張替えました。
これから4年間、このビニールを使うつもりです。

来週には、境川農場の被覆をするつもりですが、
ビニール被覆をすると、温度状況が良くなり、生育が早くなるので、
萌芽の状況を見ながら、日時を決めたいと思います。
境川農場は、甲府第二農場と同じピオーネが中心ですので、
生育差を生かした管理をする事で、収穫期間を延ばしています。


 

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